FC2ブログ

スポンサーサイト

--.--.-- --:--|スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ベトナム人と日本人

2012.12.06 09:16|ベトナムから見た日本
ユイン先生からの投稿vol2です。
私も、趣味のことを聞かれると、いつも困ります(笑)
------------------------

日本語初級を勉強していた時、趣味は何ですか?
と聞かれて、初めて考えるようになりました。
私は、
「特に趣味がないなぁ。」
と思いました。
この間の授業でも、学生にこの質問をしたけれど、殆どの学生が答えられませんでした。
「暇な時、何をしますか?」
と聞いたら、
「寝ます。」
「テレビを見ます。」
「音楽を聴きます。」
出てくる答えは、それぐらいでした。

私は、日本人の学生をうらやましく思ったことがあります。
小学校から大学まで、学校の勉強以外いろいろな活動に参加しているからです。
この間、サッカーや高校野球で有名な、鹿児島県いちき串木野市にある神村学園へ行ったとき、ピアノ、サックスを必死に練習している学生の姿を見ました。


それから、休みなのに朝早くから夜までサッカーや野球をしている姿。
先生がいなくても、監視されなくても、自分でまじめに楽しく部活をやっている学生の姿を見て、
「ベトナムでもこういうやり方を取り入れるといいなぁ。」
と思い、感激しました。

Slide31.jpg Slide21.jpg

それぞれの趣味を持って技術を学び、みんなの前で発表するこの日本の教育は、素晴らしいと思います。
確かに子どもの時、体育の授業、図工の授業がありましたが、全然興味がありませんでした。
宿題があると姉、母に頼むとかなんとかして、点数を取っただけです。
読書といってもそんなにたくさん本を読んでいるわけではありません。
子どもの時は、かなり読みましたが、大人になってからは、あまり読んでいません。
交流会などに参加したら、何もできなくてとても恥ずかしいので、ピアノ、水泳などを学び始めました。
子どもの時、
「将来、何になりたいですか?」
と聞かれたら、私が知っている人たちの9割が
「教師になりたい。」
と答えました。
楽で給料が高い仕事をしたいと言う考えを親から受けています。
親はモノ作りや農業は大変な仕事だと思っていて、自分は毎日苦労しているので、子どもは将来、できれば外で働く仕事を避け、社会に尊敬される仕事をしてほしいと思っています。
日本のようにホンダや松下など、メーカーとして成功したモデルがないため、まねをしたくても出来ないという事実があります。
理科系があまり得意ではない人の中では、外国語を勉強して通訳翻訳者または、ガイドになりたい人が多くなってきています。
私もその通りだと思っていますが、これからベトナムは、モノ作りの社会を目指します。
ベトナムは自然が豊かだと誇りを持っていますが、ベトナム人は、それを利用してモノを作ることができず、何でも輸入品を使っているので、私は恥ずかしくてしかたがありません。



Slide11.jpg
話は変わって、これはベトナムでは、いつも盗られるので、気をつけなければならない物です。


この間、4月入学の留学生が初めて日本に行った日、東京駅から盛岡駅まで新幹線に乗っていた学生が、これを落としました。
盛岡駅で降りた時、気がつきましたが、ベトナムと同じだと思い、もう無いだろうとあきらめました。
しかし、盛岡の日本語学校の先生がいたので、すぐ駅員に届け出ました。
どんなものか、そして何番の席に座ったか、ちゃんと駅員に伝えて、そして秋田駅まで連絡してもらって、何回も探してもらった結果、なんと
「見つかった!」
と連絡が来ました。
秋田までとりに行かなければなりませんでしたが、日本に来たばかりの学生たちは、親切に探してくださった日本人に感謝し、とても喜びました。
この学生は、日本は素晴らしい所だと、第一印象で感じました。

この話とは反対に、他の地域へ留学した学生が電話を拾いました。
ベトナムで学習した時、何回も日本の生活、文化、事情を教えましたが、やっぱり習慣は習慣です。拾ったものは、なかなか手に入らないものですので、返さなくてはいけないとは考えませんでした。
大事なものを拾ったので喜んで、その電話を使って国にいる家族、友達にかけました。その後、シムカードを捨てれば、だれが使ったか分からないだろうと思ったようですが、ばれてしまいました。
悪いことをしたと意識して欲しいですが、分かっていなかったようです。
高校を卒業したばかりの若い学生がほとんどで、日本で生活していると毎日いろいろなことにぶつかって大変だと思います。
人間は一人一人違いますから、どこにでも、いい人もいれば悪い人もいます。
人の習慣を変えるということは、とても難しいことです。
日本のいいところをできれば吸収して、自分を少しずつ変えていきたいです。
日本に留学している学生たちにもよく日本の町、人を観察して学んでほしいです。





スポンサーサイト

Comment

No title

Duyen先生の文章、いいですねぇ。
ウチのFBページでもシェアさせてくださ~い!^^

No title

どうぞ、どうぞ。

No title

良い話ですね〜
感動しました!

No title

コメントありがとうございます。
私も感動しました。
それから、こんな風に日本は見られているんだとも思いましたし、いろいろと考えさせられたら、感じたりする文でした。
非公開コメント

| 2018.12 |
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
プロフィール

Ito

Author:Ito
ホーチミン市在住日本語教師のブログです。
日常生活、ベトナム文化、ベトナム料理、ローカルカフェ情報など、住んでみないとわからないことを掲載したいと思います。
ベトナムの良いところ、日本との文化の違いを知ってもらいベトナムに来たいと思っていただけたらうれしいです。

取材リクエスト・ベトナムの不思議・ホーチミン市に関するご質問などがあればご連絡ください。

作成者:伊藤 晴彦

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

ページトップへ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。