7月8日より一週間日本にいた。
何よりの楽しみな一時帰国。
出発3日前に決まった一時帰国は、留学生引率。

この子が留学生。
石川県能登市にある日本航空学園高校に留学する16歳の女の子。
ドンズー日本語学校近所のフォー屋さんの娘で、日本語を教えたこともあるし、ちょくちょく朝ごはんを食べたりしているし、お母さんのことも知ってるので他人とは思えず、別れる時は悲しいというか心配というか、これが親心ってものなのかなと胸がキュッとした。
将来の夢はCAになることだそうで、彼女が働いている飛行機に乗りたいというのが私の夢。
一緒にいて気付いたけど、キリッとした鼻筋で結構な美人だ。
将来素敵なCAになること間違いなし。
出発時、ちょっとした事件があった。
空港の税関で授業料を没収されそうになり1時間くらいもめて、出国できないかと思った。
取調べを受けた彼女は号泣。
仕方がないと言えば仕方がないけどかわいそうなことをしたなと反省。
成田に到着すると、空港スタッフに余裕があるというか、優しいというか、このような書き方をするとベトナムに失礼かもしれないけど、先進国の余裕というか日本ってすごい国なんだなと感じた。
出国前のゴタゴタも成田空港だったら16歳の女の子を泣かせるようなことはしないんじゃないかと思った。
引率は、常に学生が心配で、おなかが空いていないかとか、疲れていないかとか、トイレに行って長いこと戻ってこないと道に迷ってるんじゃないかとか、もしかすると逃げ出したんじゃないかとか、軽い旅行気分だったのに、こんなに神経使うのかと驚いた。
学校を出て、能登空港でチェックインしたらホッとして気が抜けた。

到着翌日に初登校。
元気に自己紹介している姿に安堵。
1年間日本語の勉強を休んでいたわりには上手。

キャンパスはとてつもなく広い。

飛行機整備のために実機を使用するとのこと。
いつも遠くから見ているとわからないけど、近くで見ると大きくて驚く。

飛行演習もあるそうで、このセスナも飛ぶそうな。
飛行機好きにはたまらんのかもしれないけど、なんか怖いな~と素人は思ってしまったり・・・。

寮の食事。
トンガ王国からの留学生だそうで、ラグビーをしているとのこと。
国際色豊かな学校で、学生はみんな礼儀正しい。
廊下ですれ違うたびにあいさつされ、みんな良い顔してる。
寮の食事もおいしく、私の寮の朝食は菓子パンだったよなぁ~と、高専時代の寮生活を思い出した。